「責任者を出せ」と言われたらどうする
カスハラ判断のポイントとパターン別対処方法

カスタマーハラスメント(カスハラ)が社会問題になり、法整備が進んでいます。一方で、コンプライアンス推進ご担当者の皆さまの中には、「マニュアルは作ったが現場で生かされていない」「取引先からの要求が正当なクレームなのか判断がつかない」「初動対応に自信がない」といったお悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。

カスハラ対策で最も危険なのは、担当者や現場が孤立することです。特にBtoBの取引では、相手が「会社」であるため、対応を誤れば企業間トラブルに発展しかねません。

特に立場の弱い下請け構造、長年の付き合いがあるBtoBの取引では、現場の担当者は「自分が我慢すれば丸く収まる」と考えがちです。だからこそ、組織としての共通認識と対処の仕組みが必要になります。
こうした状況を踏まえ、コンプライアンス推進担当者向けのカスハラ対策セミナーを開催します。

セミナーでは、まずLegal Learningで提供している「カスタマーハラスメント研修」(編集版)をご視聴いただきます。その後、研修講師である牛島総合法律事務所 弁護士 猿倉 健司先生が登壇し、改正法や取引先カスハラなどのカスハラの最新情報を踏まえたポイントを解説します。さらに、参加者の皆さまからのご質問に猿倉先生が直接お答えする質疑応答セッションもご用意しております。

カスハラ対策を推進されているコンプライアンス推進ご担当者様はぜひ、ご参加ください。

このセミナーで学べること

  • ・カスハラの概要や動向、企業にもたらすリスク、関係する法令
  • ・クレーム対応の基本的な流れ、初動対応の基本と、初動対応に失敗した場合の対応
  • ・「責任者を出せ」など具体的な要求ごとの対処方法
  • ・個人情報保護法や不正競争防止法など、研修で必ず触れるべき主要な法令
  • ・カスハラにまつわる最新動向
  • ・BtoBカスハラに関する法整備の動向と、対処のポイント

こんな方におすすめです

  • ・カスハラ研修やコンプライアンス研修を企画・運営している方
  • ・従業員の守り方や、現場のカスハラ対策に課題を感じている方
  • ・法的根拠に基づいた「カスハラの判断基準」や「対応マニュアル」を整理したい方
  • ・「取引先との関係」を崩さずに、不当な要求を断る方法を知りたい方

講師

猿倉 健司
弁護士 猿倉 健司
牛島総合法律事務所
2007年弁護士登録。国内外の環境法・廃棄物・化学物質規制違反の行政対応や紛争対応、M&A法務に強みを持つ。行政との折衝や紛争解決のプロフェッショナルとして、不祥事対応や新規事業支援など企業法務全般を幅広く担当。
近年は環境ESGに加え、カスタマーハラスメントの危機管理対応に関する講演・執筆にも注力している。

開催概要

開催日時

2026年1月20日(火) 15:00-16:20

受講料

無料

視聴方法

お申込みいただいた方へ、開催前日までに視聴用URLをメールにてご案内いたします。
前日正午までに案内メールが届かない方は、お手数ですが、legal-learning@legalontech.jpまでお問合せください。

ご注意

以下の事項につきあらかじめご了承のうえお申込みください。
  • ・株式会社LegalOn Technologies(以下「当社」という)と同業他社に所属される方や法律事務所に所属される方のご参加はご遠慮いただいております。​​
  • ・講義の内容は講師に一任をしており、当社は監修等を行っておりません。
  • ・講義内容へのご質問は、セミナーお申込み時点及びセミナー開催時間内のみで受け付けいたします。セミナー終了後にいただいたご質問へはお答えできません。また、セミナーお申込み時点及びセミナー中にいただいたご質問であっても、全てのご質問にお答えすることをお約束するものではありません。
  • ・お申込み情報に不備がある場合、参加をお断りさせていただく場合がございます。各項目を正しくご入力の上、お申込みくださいますようお願いいたします。
  • ・本セミナーに関し、予告なくセミナータイトル等を変更させていただく場合がございます。